冷えと骨盤の関係とは

冷え性とは東洋医学の考え方で血行があまりよくなく、手足が冷たく感じられるような状態です。冷え性はいろいろな病気のもとになると考えられています。
東洋医学では、病気は体の陰陽のバランスが崩れている状態と考えます。冷え性も原因はいくつか考えられますが、体のバランスが崩れている状態や、冷え(東洋医学では寒邪といいます)が体に侵入するなど、その不調を知らせるために痛みや症状が出てくると考えています。
それらの症状や、個々人の体質を元に、体のバランスが崩れる原因や状態を見極め、それを改善することで根本から冷え性を治そうとします。
骨盤と冷えの関係
骨盤は体を作る土台の部分になります。家に例えると基礎となります。基礎がゆがんでいれば、ちゃんとした家を建てることはできません。ですので、骨盤がゆがむことで体全体のバランスが崩れてしまいます。骨盤には上半身・下半身からの筋肉がたくさんついています。骨盤が歪み筋肉のバランスが悪くなると、筋肉がかたくなり血液の流れが悪くなってしまいます。血液の流れが悪くなると、温かい動脈血が体のすみずみにまで行き渡りにくくなり、手足の末端の冷えにつながってしますのです。
冷えのとりかた
整体にて骨盤を整える
街中にある整体でいい場所をみつけて体を整えてもらうことです。自身の歪みもいろいろ丁寧にみてもらうこともできるので、客観的に色々と知ることができるでしょう。ただ1回で完全に体の状態がよくなることは考えにくいので、数回通うことになるでしょう。1度の施術費用も5000円ぐらいから10000円程度(人気のある整体院だとさらに高いです)は必要になってくるので、お金がかかる方法です。また、自分にあった整体院をみつけるのも難しいです。
自己整体やストレッチ・筋トレをして骨盤を整える
このブログでも少しだけ紹介していますが、骨盤の歪みには筋肉が関与しています。ですので、筋肉のバランスを整え、筋力をつけることで骨盤を歪みをとるのもいいでしょう。
ただし、自分の体の歪みをしっかりと把握して体にあった方法でエクササイズをしないと、あまり意味がない結果になってしまいます。どのような形で骨盤がゆがんでいるのかを鏡をみたり、骨盤を触って確かめることが必要です。
また、自分の意志をしっかりもって短時間でも継続することが必ず必要です。私も骨盤を整え姿勢に変化がみられるまでには、10分程度の運動を半年続けました。
冷えとり健康法を実施してみる。
病気にならない冷えとり健康法という新藤義晴先生の本を読むと体から冷えをとる方法の詳細が書いてあります。超簡単にまとめると。
- 靴下を重ね履きする
- 半身浴・足湯をする
- 体を温める食品をよく噛んで食べ、食べ過ぎない
- 上半身は薄着にして下半身は暑く着る
- 腹式呼吸をする
ということです。このような冷え取りを実践してみるのもいいと思います。私は冷えとは無縁だと思っていましたが、上記の冷えとりを実施することで冷えに敏感になり、体が冷えている状態に気づくことができ対応できるようになりました。
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冷え性をとる方法はいろいろとありますが普段の生活の中で自分に合った方法を見つけて冷えを少しでも改善することが全身の状態をよい状態にすることができ、痩せやすい体を作ることができるのではないでしょうか。