骨盤を整え、腰痛を改善する腸腰筋とストレッチの方法

骨盤を整える・腰痛を改善するなどでよく聞く筋肉に腸腰筋があります。
腸腰筋は、腸骨筋・大腰筋・小腰筋をまとめていいます。小腰筋は約50%の人に欠落しておりその働きもはっきりとしないとされています。
腸骨筋と大腰筋がポイントになりますね!
また、腸腰筋は腸骨筋と大腰筋に別々で考えたほうがよいともいわれています。
腸骨筋
腸骨筋は腸骨の内側から大腿骨の小転子(大腿骨の内側の上の方)という部分につく筋肉です。
股関節を曲げたり(屈曲)少しだけ外に広げたり(外旋)します。そして姿勢を維持するために役に立つ筋肉の一つであります。
大腰筋
大腰筋は第12胸椎~第4腰椎までの椎体および肋骨突起に付着し、腸骨筋と同じく大腿骨の小転子につく筋肉です。
働きも腸骨筋と同じく股関節を曲げたり、股関節を少しだけ外に広げます。大腰筋は姿勢を保つのに重要な筋肉といわれています。
わかりやすいように左右で分けていますが、腸骨筋も大腰筋も左右両方にある筋肉です。
腸腰筋の重要性
以前の記事で紹介した柔道整復師の田島秀樹さんも腸腰筋の筋の硬さが骨盤のゆがみを作る原因になり、腸腰筋を柔らかく保つことが重要なことの一つとして話をされていますね。
また、高岡秀夫先生は究極の体という本の中で腸腰筋は達人の筋肉と話されています。詳細を書くと、本の内容を全部まとめないと理解しにくい部分なのでここでは割愛しますが、究極の体を作る上で非常に重要な筋肉だということが書かれています。
腸腰筋は固くなりやすい?
私たちの日常においての姿勢では仕事・学校などでデスクワークをする時間が多いと思います。腸腰筋は姿勢保持筋になりますので、立っていても・座っていても一定の働きをしています。
同じ姿勢でいる時間が長いと腸腰筋に疲労物質がたまり、筋肉が固くなってしまいます。そうなると、腸腰筋は姿勢保持筋としての役割が果たしにくくなります。
結果、腰痛の原因となったり、固くなって伸びななってしまったら骨盤の歪みの原因になったりするわけです。
普段過ごしている姿勢と大きく関係しているわけです。
腸腰筋のストレッチの方法は
腸骨筋をしっかりとストレッチすることは、骨盤のゆがみの改善につながり、
さらには腰痛の改善にもつながります。
ストレッチの方法はこの方法がおすすめです。
このストレッチをするときに注意することは、前に倒れることが重要ではなく、
前方へ体重をかけていくときに骨盤が後ろの引っ張られないようにしてくださいね。
2つ目のストレッチは動的になりますので、痛みのない範囲でしてくださいね。
勢いをつけてやるのではないことを理解してください。
腕を一緒に動かすこのような方法もおすすめですね。
どの運動も痛みのない範囲でしてもらって、ムリをしないようにしてくださいね。
やりすぎると逆効果になりますよ。
まとめ
腸腰筋について簡単にまとめてみました。腸腰筋はいい姿勢を作るために重要な筋肉です。
日常生活で同じ姿勢を繰り返すことで固くなってしまうと、腸腰筋の働きが悪くなり腰痛の原因となったり、骨盤のゆがみの原因となります。
デスクワークなど同じ姿勢を取り続ける時は作業の合間にストレッチなどして、定期的に筋肉を伸ばしてあげることが必要です。
ストレッチの仕方は以下の記事で紹介しています。
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